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白熱のボローニャ対ローマは3-3のドロー決着

日本時間の昨夜行われたカンピオナート第22節、ローマ戦は3-3のドロー決着でした。

Agliardi
Motta, Sorensen, Antonsson, Morleo
Perez, Taider(62′ Krhin)
Diamanti, Kone(85′ Abero), Gabbiadini(48′ Pasquato)
Gilardino

Curci, Stojanovic, De Carvalho, Pulzetti, Riverola, Guarente, Paponi, Gimenez

得点者：ローマ
9′ Florenzi
17′ Osvaldo
73′ Tachtsidis

得点者：ボローニャ
16′ Gilardino
25′ Gabbiadini
53′ Pasquato

序盤から激しい打ち合い、せめぎ合いとなったこの試合。
まず先手を奪ったのはローマでした。ボローニャバックラインから不用意に出たパスをかっさらい、最後はフロレンツィが決めて、前半9分にローマが先制します。
ローマの縦の突破に押され気味だったボローニャも、徐々にペースを取り戻し、そして17分。中央へのスルーパスからガッビアディーニが相手と競り合いながら強引にシュート。一度はゴールキーパーに防がれるものの、こぼれ球をジラルディーノが押し込み同点に。
さぁここから勢いに乗って……と思暇もなく、1分後、ボローニャ左サイドからのクロスをオスバルドに合わせられ、再び1点リードを許します。
しかしボローニャも負けじとその10分後にガッビアディーニがカットインから強引にゴールを奪い取り、ゼーマンの誘う舞台に敢然と足を踏み入れます。

後半に入り、53分に交代出場のパスクァートが勝ち越し弾をぶち込むと、一旦はボローニャペースになりますが、次々に若い選手を送り込んだローマも再び息を吹き返して73分に同点。
互いにやり合い、ピンチもチャンスも数多く生まれ、黄色いカードも乱れ飛び。
アリーノのシュートが二度もバーに嫌われ歯ぎしりしたかと思えば、ローマアタッカー陣の際どいシュートに肝を冷やす場面も多々あり。
3-3の結果はまさの「妥当」だったかもしれません。

試合ハイライトは、Bologna FC TV にて。

なお後半途中に退いたガッビアディーニは、左大腿内転筋の張りを訴えており、近日中に再検査が行われる予定です。

同点弾のガッビアディーニ
「もうちょっと注意していれば勝てたよね。だからちょっと後悔しているよ。ローマ相手によいゲームはできたとは思うけどね。このポイントは自分たちの中で大切にしておくけど、今はもうペスカーラ戦のことを考えているよ。ミステルには感謝している。僕に、正しくカットすることを期待して、ワイドでプレーさせているんだと依頼してくれたんだ。信頼と理解が僕の友だよ」

セリエA 初ゴールをあげたパスクァート
「タフでスペクタルなゲームの後に、よいチーム相手にポジティブな結果をホームで残せたんじゃないかな。ローマは難しさを僕たちに与えたけど、僕たちのスピリッツは正しかったよ。自分たちはよい道の上にいる。ゲームの局面をよく理解できてるしね。彼らは攻撃に多くの人数をかけて、我々を押し込んだけど、前線との分断はローマを痛むことになってしまったね。僕のゴール？　子供に捧げるよ。ペナルティで狙ってたし、ここにボールが戻って来ると感じてたし、うまくいくことを信じていたよ」

ピオーリ
「よく準備できていた。クオリティと哲学、強さを持ってローマはプレーするということを知っていたしね。ただ前線からプッシュをかけてくるから、少々デンジャラスだった。この結果はベンチで冷や冷やしていた我々を除けば、見ている人にとっては良いゲームになったと思う。少しの注意力、もしくはディアマンティの二つバーに当たったシーンで運がもう少し向いていれば、ホームで3ポイント手にできたかもしれないが、それでもボーイズたちは褒めてあげたい。守備面でもっと成長しなくてはいけないが、今日は我々の価値を見せられただろう」