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Grande Ragazziiiiiii!!! © Bologna FC

ヴァイオリンの音色は今も美しいまま。0-2からの大逆転でボローニャが今季初勝利

日本時間の昨夜行われたカンピオナート第3節ローマ戦は、2点の先行を許す苦しい流れながら、終盤逆転に成功し、Roma 2-3 Bologna のスコアで今季初勝利をあげました。

Agliardi
Motta, Antonsson, Cherubin, Morleo
Taider, Perez, Guarente
Kone, Diamanti
Gilardino

Curci, Lombardi, Garics, Carvalho, Abero, Sorensen, Pasquato, Pulzetti, Gimenez, Acquafresca, Gabbiadini, Pazienza

ピオーリはこの試合で4バックを選択。
カンピオナート開幕から2連敗の嫌な流れを断ち切るべく、新しいチャレンジを試みますが、前半は完全に裏目に。
ローマの素早いサイド攻撃に、ボローニャのバックラインは混乱。6分には自陣ペナルティエリア右45度の位置からフリーのトッティにミドルを打たれ、一旦はバーに救われるも、こぼれ球をフロレンツィに押し込まれ早くも先制点を献上してしまいます。
流れを自分たちに引き込めないまま16分には、ペレスが倒されたことでプレーを勝手に止めたボローニャの隙を突いたラメラに決められ2失点目。
前半の半ば辺りからようやく落ち着きを取り戻し、コネやディアマンティを中心に反撃の糸口を掴みに行きますが、セットプレーやスローインからの展開が殆どで、流れの中で形が作れません。
結局、前半はいいところのないまま後半へ。

後半頭からボローニャはペレスに替えパツィエンツァ、グアレンテに替えプルゼッティを投入。
劇的な変化、とまではいかないものの、選手交代の一定の効果は現れ始め、試合は徐々にイーブンペースに。
ローマの攻撃は相変わらず素早く、危険なシーンも少なからず生まれながらも「らしさ」を取り戻したボローニャのディフェンス陣は粘り強く守り、アリヤルディのスーパーセーブに助けられながらも何とか追加点は許さず。

そしてロッソブルの劇場は70分過ぎから開幕。

72分、右サイドに開いたコネからのクロスをバックステップを踏みながら相手ディフェンスを巧みに剥がし、そして逆サイドへと美しい放物線を描いてみせたのはボローニャの新しい10番ジラルディーノ。
さらに1分後には中央を突破したディアマンティ、がジラルディーノとのワンツーで混戦の中から抜け出し左足でゴール。
あっという間に同点に追い付くと、仕上げは再びジラ様でした。
後半ロスタイム、右サイドでボールを受けたコネが送ったグラウンダーの早いクロスに相手ディフェンダーとキーパーが交錯、そしてこぼれたボールにいち早く反応。
ロッソブルのために再びヴァイオリンを奏で始めたボローニャの新しいエースは、ドッピエッタとアウェイローマで挙げた大逆転勝利を手に、ダッラーラへと凱旋を果たします。

試合ハイライトは、BOLOGNA FC TV にて。

410人目のボローニャスコアラーとなったGrande Gila ジラルディーノ
「前半のローマは手強かったね。でも僕たちはハーフタイムで互いを見つめなおし気合を入れ直し、そしてこの3点を見つけられたよ。この結果はとても強く望んでいたものだったんだ。僕を快く迎え入れてくれた偉大なチームメイトに感謝したい。このゴールは3人の娘たちに捧げるよ」

Vamos Perez!! © Bologna FC

Vamos Perez!! © Bologna FC

Pioli © Bologna FC

Pioli © Bologna FC

同点弾はディアマンティ © Bologna FC

同点弾はディアマンティ © Bologna FC

ジラルディーノで逆転 © Bologna FC

ジラルディーノで逆転 © Bologna FC

Grande Gilaaaaa!!! © Bologna FC

Grande Gilaaaaa!!! © Bologna FC

Grande Ragazziiiiiii!!! © Bologna FC

Grande Ragazziiiiiii!!! © Bologna FC

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