Article

Juventus 戦、敵地で歴史的な勝利（第27節）

日本時間の今朝行われたリーグ第27節ユベントス戦は、ディ・ヴァイオのドッピエタで快勝。ボローニャは、アウェイでのユベントス戦で久しぶりの白星を手に入れました（スカパーの実況曰く、31年ぶりとのこと）。
ボローニャのスタメンは以下の通り。

Viviano;
Esposito (31’pt Mutarelli), Portanova, Britos (31’st Cherubin), Rubin;
Perez, Mudingayi, Casarini;
Della Rocca;
Meggiorini (43’st Buscè), Di Vaio
A disp: Lupatelli, Morleo, Paponi, Gimenez

前半は完全なユベントスペース。
次々にシュートを放たれていきますが、ヴィヴィアーノのファインセーブやポストにも助けられます。
ボローニャの大きなチャンスはわずか一度。38分にスルーパスからメッジョーリが抜け出すも、ストラーリに止められシュートを打てず。結局前半はシュートを1本と、完全にユベントスに封じこまれます。
しかし後半はボローニャが気持ちを込めて立ち上がると、4分。相手ボールをかっさらった途中出場のムタレッリが、ボールを浮かして前線のディ・ヴァイオへ。相手ディフェンスラインの裏に上手く抜け出したディ・ヴァイオがこれを決めて、ボローニャがまんまと先制。
こうなるとやることが明確となったボローニャは、守ってカウンター発動を何度か続け、21分、スルーパスで抜け出したメッジョリーニのヒールパスをディ・ヴァイオが受け、得意の左サイドからのカットインでシュート。相手ディフェンダーの間とストラーリの脇を抜けてニアサイドに流し込み、ボローニャが2-0に。
試合の流れを完全に掴みとったボローニャが、そのままユベントスを抑え込み、敵地で歴史的な勝利をあげています。

マレザーニおぢさん「今日は試合前に、私のボーイズたちに、戦術的なことや積極的な動きなど、沢山の注意を言っておいたんだ。だから前半はリスクを最小限に抑えられたね。後半は・・・今日はディ・ヴァイオデーだったね。ちょっと末恐ろしかった。私はユベントスみたいなチームがほんと好きなんだよ・・・。ともかく私は嬉しいよ。このチームは難しいシチュエーションから生まれたけれども、確実に成功を収めているよ。私たちのチームは本当に強い」

“カピターノグランデ”ディ・ヴァイオ「いい仕事だったね・・・今週は忙しい週でこの試合への準備はあまりできなかったけど、最高の達成感をティフォージにプレゼントできたよ。俺たちはコンパクトに良いプレーをしていたし、チャンスをフルに生かせた。今日みたいな勝利を必要としてたし、ほんと嬉しいよ。自分のゴール？　コーチをはじめとするみんなの信頼があればこそだよ。彼らに報いるためにもベストを尽くしたいね。個人的には前半今シーズンワーストの出来だったんだ。でも類まれな素晴らしい仲間たちが二つのネットワークを築いてくれたからね。最初のゴールはキエッリーニの動きを読んでたんだけど、まぁラッキーだったね。2点目はマレザーニのアイデアから生まれたものだ。いつもより早く動き出せって言ってたからね。トリノで勝ったことがなかったし、ほんと嬉しいよ。」

スーパークリアでピンチを防ぎ続けたポルタノーヴァ「今日はファンや街、ハートと掴んだ勝利だね。今日は今年度の中でもっとも美しい勝利だよね。我々は段々一つになってきたし、ほんとファンタスティックなチームだよ。でももう次のゲームに集中しているよ。我々は難しい状況に直面しているけど、もっと高く飛べるさ。これからも苦しい状況はあるだろうけど、最後まで勝利目指して闘うよ。ゴールライン上のクリア？　あれは運が良かったし、直感だよね。トーニのゴールを防げて嬉しいけどね」

カザリーニ「今シーズンもっとも美しい勝利だよ！！　今日はもしかしたら眠れないかもしれないよ！！！　僕のようなボロネーゼにとって、トリノで勝つなんてほんと凄いことだからね！！！！　今週、批判された右サイドのこと？　普通のことだよ。僕は監督に言ったんだ。エスポージトが怪我したなら、僕がやるとね」

この日もやってくれました。偉大なカピターノ　© Bologna FC

魂のディフェンスを見せたポルタノーヴァ　© Bologna FC

競り合うクラシッチとディ・ヴァイオ　© UEFA.com

__ 2011/02/27

Cara Bologna

Article

Juventus 戦、敵地で歴史的な勝利（第27節）

最近の更新記事