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最後までボローニャらしさ見せられず、7シーズンぶりにセリエB へ
日本時間の昨夜行われたカンピオナート第37節カターニャ戦は、1-2で敗戦。
ボローニャは6シーズン守ってきたセリエA の椅子を明け渡すことになりました。
試合前日の練習場に1000人を超すティフォジが集まり、また試合当日のレナト・ダッラーラにも沢山の観衆が押し寄せ、熱いサポートの中で行われた試合。
ボローニャは大きな声援を勇気に、立ち上がりから攻撃的にゲームを運びます。
しかし幾度となく訪れるゴール前でのチャンスを生かし切れないのが今季のボローニャ。
絶好機を逃しているうちに22分、ゴール前で与えたフリーキックを直接決められ先制を許してしまいます。
29分にカターニャが退場者を出したのに乗じ、ボローニャはクリスタルドを投入。
ディフェンダーを削り、より圧力をかけてカターニャのゴール前へと迫りますが、どうしても得点が奪えません。
結局前後半で放ったシュート数は30。
79分にモルレオが強烈なミドルを突き刺しますが、時すでに遅し。
他会場の経過で勝利しか許されない状況に追い込まれていたロッソブルは焦り、そしてカウンターを喰らい、最後に被弾。
そこにはどんな状況下でも粘り強く闘ってきたここ数年のボローニャの姿はなく、マストの折れた船で続けてきた航海は、カンピオナート1節を残して終了となりました。
ジラルディーノの残留交渉失敗からはじまった2013-2014シーズンは、監督の迷走などを言い訳に、怠慢さを見せる選手は気持ちが足りず、サブに甘んじている選手はふてくされ、チームをまとめきれないカピターノは途中で逃亡。
突然に課せられた重圧に新しいカピターノは潰され、ティフォジは置かれた状況そっちのけで会長批判と、互いに支えあうことを知らないチームが落ちることは、ある意味必然だったように感じます。
降格は未来型のボローニャを作り直すには絶好の機会。
古豪復活へ。
新しい旅は、もうすでにはじまっています。
Forza ragazziiiiiiiii!!!!!
Forza il nostro RossoBlu!!!!!!!!!!!!!!!!!!
Forza Bologna!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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