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終盤は熱い攻防もサッスオーロ戦はスコアレスドローに
日本時間の昨夜行われたカンピオナート第27節、サッスオーロ戦はスコアレスドローでした。
スタメン
Curci
Antonsson, Natali, Cherubin
Crespo, Krhin, Perez, Christodoulopoulos, Mantovani
Ibson, Bianchi
サブ
Stojanovic, Malagoli, Sorensen, Cech, Friberg, Laxalt, Moscardelli, Paponi, Acquafresca
試合開始時のシステム
交代
62′ Bianchi → Acquafresca
77′ Ibson → Paponi
89′ Cech → Christodoulopoulos
残留争いを制するに絶対負けられないサッスオーロとの大一番でしたが、試合は序盤から低調な内容。
サッスオーロのワイドな攻撃に、ボローニャは守備に追われ、攻撃の糸口さえ掴めません。
バーに助けられるなどして何とか失点こそ免れましたが、結局枠内1本のシュートしか打てないまま、後半へ。
後半も立ち上がりはサッスオーロのペースでしたが、相手拙攻にも助けられ、得点は動かず。
押され気味の流れで、ボローニャにとっては苦しい時間帯が続きましたが、攻めどなかなか点に結びつかないサッスオーロも徐々に疲れが目立ちはじめ、時間の経過とともに運動量が低下。
ボローニャ反撃の契機はアクアフレスカの投入でした。
ビアンキとの負傷交代でピッチに送り込まれたアクアフレスカが、ボローニャのエンジンに火を付け、ようやく得点の香りがボローニャのゴールに立ち込めます。
さらに残り15分を切り投入されたパポーニが、持ち前の運動量で前線をかき回し、前への気持ちを全開にボローニャのエンジンにガンガンとガソリンを注入。
決して美しい崩しの形が作れたわけではありませんが、ぐちゃぐちゃでもサッスオーロゴール前に迫り、際どいシーンも。
結局最後まで得点を奪うことは出来ませんでしたが、残り15分で見せた熱い気持ちと、失わなかった勝ち点1が、絶望的なゲーム展開の中で明日への希望を見出してくれたかもしれません。
試合ハイライトは、Bologna FC TV にて。
なおこの試合で負傷交代したビアンキは、左膝の打撲と診断。症状としては重くなさそうですが、近日中に再検査される見込みです。
バッラルディーニ
「代表からパーフェクトなコンディションで選手が戻ってこなかったり、怪我をしたりで、非常に難しい一週間だった。試合はグランデとは言えないが、後半は良くなっていた。ここのところディフェンスはよく堅持できているが、ゴールが奪えていない。順位表はいつも同じだ。最後まで賭けて闘うしかない」
ペレス
「このゲームで3ポイントをと期待していたんだけど…とてもバッドだね。ゴールを奪うチャンスを作り出し、それを実現させることにすごく苦しんだ。今季は、残留を争うチームに取ってはとりわけハードだ。今日でさえ、我々のすべてを出しているんだ。でも春はまだだ。続けて毎ゲーム良くなる必要がある。道はまだ長いし、複雑なのだから」
ラザロス
「今日の前半はバランスが悪く、加えてゴールもできなかったし、他のミスもあった。後半に入り、ゴールは得られなかったけど、より危険な存在にはなったと思う。自分的には毎試合ゴールには近づいていると思う。我々はまだ仕事を続けなければいけないし、これから厳しい2ヶ月がある。我々は勝つためにフィールドへ入っていく。とにかくポイントに飢えているからね」
投入直後から熱きハートで走り回ったパポーニ
クレスポ
ペレス
ナターリ
短い時間ながら存在感を見せたアクアフレスカ
終盤は激戦に
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