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後半ロスタイムに追いつき、ナポリ相手に気迫のドロー
日本時間の昨夜行われたカンピオナート第20節、ナポリ戦は2-2のドローでした。
スタメン
Curci
Antonsson, Natali, Cherubin
Garics, Kone, Perez, Pazienza, Morleo
Diamanti
Bianchi
サブ
Agliardi, Stojanovic, Sorensen, Mantovani, Crespo, Laxalt, Krhin, Della Rocca, Christodoulopoulos, Acquafresca, Moscardelli, Cristaldo
試合開始時のシステム
交代
72′ Cherubin → Mantovani
78′ Perez → Christodoulopoulos
82′ Morleo → Acquafresca
序盤から激しいプレスをかけ、ペースを握ったボローニャ。
不振を極めていたビアンキが、ボローニャのFW に求められている事をようやく理解したのか、前線から激しくボールを追い回し、スペースへと飛び込み。
最前線の活気が全体の運動量を押し上げ、アリーノもいつも以上に縦横無尽にピッチを駆け回り中盤を支配します。
そして36分、左サイドのアリーノからのアーリークロスをビアンキがファーに流し込み、綺麗な形でボローニャが先制します。
しかし前半は完璧なボローニャペースでしたが、さすがにオーバーペースだったのか、後半に入ると次第に活動量が落ち、ナポリが攻勢を強め、そして試合は荒れ模様に。
ゲーム立ち上がりからうまくいっていないナポリのイライラに付き合うように、ボローニャの選手たちもあちらこちらで小競り合いを起こし、流れが徐々に悪くなっていくと、遂に61分にPK を献上。
同点に追いつかれた後はほぼ一方的なナポリペースとなり、80分にカジェホンに決められ、とうとう逆転を許してしまいます。
そして84分にはコネがこの日2枚目のイエローカードを受けて退場。
完全に万事休すかと思われましたが、後半ロスタイムにドラマは待っていました。
右サイドからのコーナーキックがファーサイドに流れ、そこにはフリーのビアンキが。
右足を振りぬきネットが揺れ、ダッラーラには割れんばかりの雄叫び。
試合はそのまま終了。
久しぶりにボローニャらしい、最後まで諦めない試合運びで、大きな大きな1ポイントを手にしています。
得点者:ボローニャ
38′ Bianchi
90′ Bianchi
得点者:ナポリ
61′ Higuain (PK)
80′ Callejon
試合ハイライトは、Bolofna FC TVにて。
バッラルディーニ
「ドローは正しい結果だろう。前半、我々は負けるに値しなかったしね。後半開始直後から25分間、運動量が落ちてしまったのが真実。ただ10人で強豪相手に引けをとらないクオリティ、個性、信念のあるゲームはできた。まだまだ他の難しいゲームがあるだろうが、今日はよく出来た。これを続けなければいけない」
ドッピエッタ、殊勲のビアンキ
「素晴らしいゲームだった。リーグでもベストチームの一つである相手に、我々は魂と決意を持って最後まで信じてプレーしていたよ。僕はいつも汗をかくプレーをしてるけど、今季はフィジカルの問題もあってここまであまりできてると言うにはほど遠かった。でも今日はチームの素晴らしい結果に貢献することができたね。このようなプレーをこれからも続けていきたいよ」
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