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ラクサール、クリスタルド初ゴールも、ミランの粘りに屈してドローに終わる
日本時間の26日早朝に行われたカンピオナート第5節ミラン戦は、互いに激しく打ち合い3-3のドローに終わりました。
ボローニャスタメン
Curci
Garics, Antonsson, Mantovani, Morleo
Pazienza, Perez
Christodoulopoulos, Diamanti, Laxalt
Cristaldo
サブ
Agliardi, Stojanovic, Cech, Sorensen, Radakovic, Crespo, Krhin, Gimenez, Acquafresca, Yaisien, Moscardelli
スタート時のシステム
序盤からミランの厳しいプレスに苦しみ、なかなか攻撃の活路を見出せずにいると、14分に早くも先制を許してしまいます。
その後も攻撃の形は作れず厳しい展開でしたが、相手の拙攻にも助けられ0-1のまま試合は推移。
すると33分、クルチからのゴールキックをクリスタルドが頭で流し、そして抜け出したラクサールが得意の左足を振り抜きズドン。
移籍後初出場のラクサールが、ボローニャデビュー戦でゴールを決めて見せます。
前半のうちに追いつけたことで俄然リズムの良くなったボローニャ。
後半立ち上がりから押し気味にゲームを進めると52分にあっさりと逆転弾が生まれます。
右サイドからの折り返しを頭で合わせたのはラクサール。
ボローニャデビューをドッピエッタで飾った救世主の登場に湧くダッラーラが、再び歓喜に包まれたのはおよそ10分後でした。
左サイドからディアマンティから放たれた低く速いクロスを、これまた初先発のクリスタルドが頭でゴールへ流し込み、ミランを突き放します。
守っては前半同様、再三のピンチをクルチが防ぎまくり、試合はどう考えてもロッソブルの手中にありました。
が。
試合終了が近づくに連れ勝利への欲が守りの姿勢となってしまったのか、立て続けにミランの砲撃を受け、遂には89分に失点。
出されたロスタイム5分に怒りを覚える時すら与えられず、1分後に再び失点。
試合はそのまま終了。
手中に収めていたはずの3ポイントは、残り5分で消え失せてしまいました。
試合ハイライトは、Bologna FC TV にて。
選手・監督インタビューは写真の下に。
ピオーリ
「たくさんのクオリティを持っているミランは、我々に難しさを与えていた。ただ我々は寛容さの中に、激しさを持ち、試合の最初から最後まで闘えていた。3ポイントに値していただろう。ただこれがフットボールというやつだろう。良いパフォーマンスは残せたし、ここから仕事を続けるべくスタートしなければならない」
初ゴールのクリスタルド
「ゴールは嬉しいけど、最後の結果が残念だよ。僕達は勝つことができたはず。とても重要な3ポイントだったんだ。ミランはとても強いチームだし、難しさはあった。僕のファースゴールは彼女に捧げるよ。これからもこの働きを続けていきたいね」
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