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シチリアで幸運の女神と出会い、ボローニャが辛くもドローに持ち込む
日本時間の昨夜行われたカンピオナート第32節パレルモ戦は、1-1 のドローでした。
Curci
Garics, Antonsson, Cherubin, Morleo
Taider, Krhin, Kone (37′ Guarente)
Christodoulopoulos (64′ Pasquato)
Gilardino, Gabbiadini (70′ Sorensen)
Agliardi, Lombardi, Motta, Abero, Naldo, De Carvalho, Pulzetti, Pazienza, Moscardelli
得点者:パレルモ
4′ Ilicic
得点者:ボローニャ
16′ Gabbiadini
ボローニャにとってあまりいい材料とは言えないランチタイムキックオフ。
加えて相性の悪いバルベラでの一戦、さらにはカピターノの不在という、二重にも三重にも悪い条件が重なったこの一戦。
序盤から動きの悪いボローニャに対し、満員のティフォジの声援を受けたパレルモが攻勢をかけます。
5分には自陣左サイドからのカットインでイリチッチに見事なシュートを決められ、早くも失点。
その後も防戦が続き、苦しい展開でしたが幸運の女神は突然に。
15分、パレルモ右サイドからのなんの変哲もないグラウンダーのボールを、ソレンティーノがまさかの後逸。ガッビアディーニが詰め、ラッキーな形で同点に追いつきます。
しかしこれで流れはボローニャに……とはいかず……試合は終始パレルモがペースを握る形で推移。
ディアマンティ不在の攻撃陣は形を作れず、後半70分過ぎにソーレンセンを投入し、3-4-2-1の形にしてからは少しボールがまわり始めるも、それもほんの一時のことでした。
ゲーム終盤にかけてはかなり攻め立てられ、青息吐息の流れでしたが、身体を張ったディフェンス陣が何とか失点を防ぎ続けてタイムアップ。
突如舞い降りた幸運を手放さずに、残留争いを制するにあまりに大きな1ポイントをお土産に、ダッラーラへと戻ります。
ハイライトはBologna FC TV にて。
ピオーリ
「我々が必要なこと、欲していたことをできたゲームで、困難な試合を闘えていた。我々の信念や信頼が表に出て、ファーストラウンドと比べても成長のプロセスが継続されていたし、良い内容の敵を相手にホームへ重要な1ポイントを持ち帰ることができた。今日は最初の暑い季節で、両チームにとって重荷だったが、決められた日程だからね。寛容さを見せた選手たちを責められない。ボールのマネージメントやセットプレーでもう少し良いプレーができたとは思うけど。不利な立場となった後も良い反撃だったし、パレルモで難しさを作り出すべく、よくトライできていた。カンピオナートの最後まで、今日のような立ち振る舞い、決意、決心、正しい闘争心で取り組んでいきたい」
ケルビン
「パレルモは元気だった知っていた。だからゲームは張りつめていたし、激しかったけど、僕たちにとって重要なポイントが手に入ったね。最後まで集中してよくやれていたと思う。スピードとクオリティを持ったパレルモのアタッカー陣のたくさんの危険にも、ディフェンス面でよく反応できてたんじゃないかな」
ガッビアディーニ
「僕の意思はソレンティーノをキックすることじゃなかったし、プレッシャーに行ったら思いもよらぬことが起きて、アドバンテージを手に入れられた。ゴールはうれしいよ。特にポイントを勝ち取るものだからね。ボローニャは最後までどんなものでも手放さない。これは僕たちの強さだと思う。今日はいい試合ができた。ホームで攻撃的なチームを相手に前半もそうだし、後半もチャンスを作り続けられたからね」
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