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ペスカーラ戦は手痛いドロー決着
日本時間の昨夜行われたカンピオナート第4節ペスカーラ戦は、1-1のドローに終わりました。
Agliardi
Garics, Natali, Antonsson, Morleo
Taider, Pazienza, Pulzetti
Kone
Diamanti, Gilardino
ナターリが移籍後はじめて最終ラインに入った4バック。
右サイドにはガリクス、3センターの一角をパツィエンツァが務めたこの試合は、今季もっとも良い形でゲームに入りました。
ピッチを広く使い、両サイドから鋭いアタックを連発。
9分には相手ゴールキーパーのスローをガリクスがカットし、そのまま右サイドを疾走。クロスを送った先にはジラルディーノがどフリーで待ち構え、難なく先制に成功します。
その後もボローニャの良い流れは続き、2点目が入れば相当楽なゲーム展開が予想されましたが、その追加点がなかなか奪えず、試合は徐々に停滞、ペスカーラへとペースが流れていきます。
そして嫌な空気のまま41分に自陣で与えた中央からのフリーキックを、Quintero に沈められ同点に。
前半終了間際にも危ないシーンを作られ、完全にペスカーラが流れを掴んで後半へ。
後半は一進一退の攻防が続きますが63分、スルーパスで抜け出したジラルディーノをペスカーラの守護神ペリンが倒してPK をゲット。
ペリンはレッドカードで退場となり、ゲームは大きくボローニャに傾きます。しかしこのペナルティを、ディアマンティがまさかの失敗。
その後は数的有利なボローニャが終始ペスカーラゴールを攻め続けましたが、手に入れたはずの勝ち越し点は遠く、結局試合は1-1のドローで終了。
ボローニャにとっては勝ち点2を落とした印象のもったいないゲームでした。
試合ハイライトは、Bologna FC TV にて。
先制点をアシストしたガリクス
「最後まで挑戦できたし、多くのチャンスも作れたけど、最後はちょっと残念だね。ペスカーラはもっと良い順位にいてもいいチームだって証明されたんじゃないかな。今日は美しくて良く戦えたゲームになったし。数的有利になったあとは、もっとポジティヴに行かなきゃいけなかったと思うけど、今日は少し攻撃性に欠けたかな。まぁでも我々はひとつになれたと思うし、ミッドウィークのシエナ戦に向かうだけだね」
ピオーリ
「最初にあまりによくゲームに入れたから、我々はペスカーラを少し甘く見たかもしれない。スタート10分で先制点を取れた。それに我々はボールも良く動かせてたし、スペースも見つけられていた。しかしながら正しい決断や立ち振舞ができなかった。明瞭さや正確さを少し欠いていたね。もっと早くゲームを決めることができたと思う。そのチャンスでミスしたことは謝りたい。ただこれがフットボール。明日からすぐにシエナの事を考えて練習に取り組みたい」
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