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熱戦の末にキエーボと1ポイントを分け合う
日本時間の昨夜行われたカンピオナート第28節キエーボ戦は、2-2のドローでした。
Gillet
Raggi, Portanova, Antonsson
Pulzetti (dal 46′ Kone), Mudingayi, Perez, Rubin (dal 46′ Morleo)
Diamanti, Ramirez (dal 75′ Acquafresca)
Di Vaio.
A disp: Agliardi, Cherubin, Morleo, Krhin, Taider, Kone, Acquafresca
序盤からキエーボの素早いプレスに苦しみ、なかなか攻撃の形を作れないボローニャ。
縦への楔のパスは寸断され、早めのチェックでディアマンティとラミレスのドリブルは封じられ。
前半のシュート数はなんと0。
26分には自陣左サイドからのフリーキックを中央で合わせられ先制を許すなど、苦しい展開で後半を迎えます。
ロッソブルは後半からルビンとプルゼッティに替えて、モルレオとコネを投入しますが、依然キエーボペースは変わらず。
それでも58分。相手右サイドで得たフリーキックを一度は跳ね返されますが、クリアボールをもう一度放った先にはカピターノ。オフサイドラインギリギリで待ち構えていたディヴァイオが、右足ダイレクトで合わせて同点に追い着きます。
ディヴァイオはこれで今季10得点目。なんだかんだ言われながらも今シーズンも2ケタのゴール数に到達しました。
試合はここから一気にヒートアップ。
選手交代と同点弾で活力を取り戻したロッソブルの両翼が躍動すれば、キエーボがその翼の裏を突きまくり、ほぼオープンな攻め合いに。
68分にはサイドをえぐられ再度勝ち越しを許しますが、80分。ディアマンティが一人で持ち込み、左足で強烈な一撃。
結局試合はそのまま終わり、両チームともに「妥当」と言えるポイント1を分け合う結果となりました。
ハイライトは、BOLOGNA FC TV にて。
ピオーリ監督「選手たちには満足している。ただテクニカルやタクスティクスの面ではいくつかミスがあったね。我々はもっとサイドでプレーしなければいけないし、もっと中央で止めたかった。けれどもそれは選手たちの責任ではないよ。チームとしてもっとタクティカルにやろうとテーマに取り組んでいる段階だからね。今日のフィジカルレベルは良かったと思う。ただ今日はコンパクトさに欠けていた」
パロスキに苦しめられたディフェンス陣については?
ピオーリ監督「今日のディフェンスのパフォーマンスはチームの運動量の無さが影響したね。今日はコンパクトさを失っていた。それでボールを失い、ディフェンダーは彼ら自身で難しさを感じていたはずだ」
後半頭から投入され左サイドをガンガン突破したモルレオ
「物凄いホットだ。上手くいかな時間もあったし、完璧にプレーすることはできなかったけど。でもこの1ポイントをしっかり掴めて、残留が見えるよ」
ウディネーゼ戦で3失点して以来の出場だった
モルレオ「あの試合の後、自分の価値を証明したいと思ってた。今日のキエーボ戦の後半でそれを見せられたんじゃないかな」
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