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幸先良くカターニャを制し、2012年ボローニャの旅が始まる
日本時間の昨夜から行われたカンピオナート第17節カターニャ戦は、ケルビンとディヴァイオのゴールでカターニャを粉砕。2-0で完勝しました。
Gillet
Raggi, Loria (28′ Cherubin), Antonsson
Pulzetti, Mudingayi, Perez, Morleo
Diamanti (64′ Ramirez)
Aquafresca (82′ Gimenez), Di Vaio (cap)
Agliardi, Crespo, Rubin, Krhin
この試合からボローニャは3バックへと移行。ラッジ、ロリア、アントンソンという屈強な面々を起用し、前線も2トップ変更に伴いアクアフレスカをスタメンへと送りこみます。
このシステム変更が功を奏したのか、厚みを増した中盤と前戦との絡みが頻繁に見られるようになり、ディヴァイオが孤立する場面も少なく。
前半からゲームを支配し、劣勢に回るカターニャはファウルを連発。
前半28分にロリアが怪我のためにケルビンへと交代するアクシデントはあったものの、危なげない雰囲気で後半へ。
後半もボローニャが押し気味の展開で入ると、50分、相手左サイドで得たフリーキックをケルビンが頭で合わせて先制。
その後もロッソブルのペースで試合は流れ、追加点さえ取れればイージーなゲームになることは明らかでしたが、ここで試合を決め切れないのがボローニャの課題。
徐々に流れがカターニャに傾きかけ、危ない場面も増えていきますが、78分にカターニャのビアジャンティが、この日2枚目のイエローカードを受けて退場。これで勝負ありでした。
最後はロスタイムに前がかりとなったカターニャの裏を突いたディヴァイオが決めて、試合を締めくくり、2012年初戦を勝利で飾っています。
試合ハイライトは、BOLOGNA FC TV にて。
なおこの試合で負傷退場したロリアは、右太ももに痛みを感じたようで、近日中に診断結果が出るようです。
ピオリ監督
「今日の勝利は当然のものだろう。いいゲームへのアプローチだったし、もう少し輝けていれば前半に得点を奪うことができただろうね。この勝利が重要なステップだということは分かっているが、道はまだまだ長いからね」
セリエA 初ゴールとなる先制点をあげたケルビン
「我々は素晴らしいゲームをしたんじゃないかな。2012のスタートとしてここが重要だと凄く思ってたし、これで我々のシーズンがはじまったね。今日は記憶に残る特別な日になったよ。このゴールを難しい時に支えてくれた彼女に捧げたいね。ゴールをあげたことに加えて、僕自身のパフォーマンスにも満足しているけど、それより3ポイント上げられたことが凄く重要なことだよ」
トップ下で躍動したディアマンティ
「これは凄く鍵になる3ポイントだろうね。新鮮な空気を取り込めた感じだ。前半は難しいこともあり、少し距離を近くしながらプレーをしなくちゃいけなかったけど、後半は5分で点が取れたから、楽なアプローチになったね。ケルビンのゴールは嬉しいね。あいつはいつも俺のことを気にかけてくれているし、セリエA 初ゴールのボールを供給できてよかった。ディナーにも連れて行かなきゃね。真面目に、彼はいい仕事をしたよ!」

先制ゴールのケルビン © UEFA.com
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