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ユベントス相手に善戦もコッパイタリアはべスト16で終わる
日本時間の今朝行われたユベントスとのコッパイタリア5回戦は、後半ロスタイムにラッジが同点ゴールを決め、驚異の粘りで延長戦にまで持ち込んだものの最後は競り負け、ユベントス2-1ボローニャのスコアでコッパイタリア敗退が決まりました。
Agliardi
Crespo, Raggi, Loria, Garics (10’st Morleo)
Pulzetti, Perez (18’st Krhin), Taider
Gimenez (38’st Paponi), Acquafresca, Vantaggiato
A disp: Lombardi, Portanova, Casini, Coda
ディヴァイオ、ラミレスなど主力組を温存し、控え組でのユベントス挑戦となりましたが、アグリアルディを中心に必死の防戦で抵抗するロッソブルは、ユベントスの得点を許さず、試合はスコアレスのまま後半45分へ。
終了間際のこの時間にボローニャはフィードパスをかっさらわれ、ボールを奪ったジャッケリーニがそのままペナルティエリア内へと切れ込み鮮やかにゲット。
時間が時間だけにこれで決まりかと思われましたが、ロスタイム6分。正真正銘ラストプレーのコーナーキックをラッジが頭で合わせて、まさかまさかの同点ゴール。
執念の粘りを見せましたが、そのプレーの直前にプルゼッティが負傷退場し、3人の交代枠を使い切っていたボローニャは、延長戦を10人で闘うことになります。
プルゼッティは右のかかとを捻ったようで、数日中には復帰できるのではないかということ。
10人となった赤青のボーイズたちは、後半もチーム一丸となって守り、時にカウンターを繰り出し何とか勝ち越しを狙いますが、延長前半13分、マルキジオの個人技で決められ、コッパイタリア2011-2012の冒険はここで幕を閉じました。
ハイライト映像は、Bologna FC TV にて。
敗れたものの根性入った試合に満足のピオリ
「チームの素晴らしいスピリットを見られて喜んでいるよ。彼らは気合が入っていたし、決して諦めなかったからね。かかとの問題で退場したプルゼッティは残念だった。あれで延長戦は同じ人数で闘うことを許されなかったからね。でももう今は日曜へ向けて充電しなおさないといけない。次の強豪ミラン戦があるからね。今夜頑張ってくれた選手から何人か使う必要があると考えているよ」
このところジレ神に負けない安定感を見せ続けているアグリアルディ
「コッパイタリアとは言え、偉大なチームをあそこまで追い詰めたからね。ラッジのゴールは最初から信じていたよ。でもマルキージオので、夢は一掃されてしまったけど。このチームの姿勢は最高だ。10人で延長戦を闘わなくちゃいけなくなっても、決して諦めないしね。賞賛は特にこの夜まで素晴らしい闘いだったよ」
気合いの同点ゴールを見せたラッジ
「負けて悔しかったけど、ハグしあったよ。自分たちを誇りに思うね。良いチームを相手に我々は大きなテストができた。恐れなくトリノへ着いたし、最後まで諦めることなくやりきれた。インジュリータイムで同点ゴールを上げられたことももちろんハッピーだよ。我々は魂こめてやっていることを今夜証明できたし、素晴らしいグループだと思う。この敗戦を通して前よりも強くなったんじゃないかな。次はミランだ!」
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