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若手主体のボローニャ、4発でベスト16へ

日本時間の昨夜行われたコッパイタリア4回戦クロトーネ戦は、4-2でボローニャが勝利し、ベスト16進出を決めました。

Agliardi
Garics, Rickler, Cherubin, Crespo
Taider, Krhin (1’st Mudingayi), Casarini (24’st Casini)
Diamanti
Gimenez (16’st Paponi), Vantaggiato
A disp: Lombardi, Portanova, Morleo, Rodriguez

若手、控え組主体で臨んだこの一戦。
前半はさしたる見せ場を作れず、得点もヒメネスが倒れたPK をディアマンティが決めたのみで、お寒い内容。
逆にPK を奪われるなどひやりとする場面も少なくありませんでしたが、そのペナルティを外した相手の拙攻にも助けられ、前半は何とか1-0で折り返します。
後半開始からクリンに代わってムディンガイを投入。
ハーフタイム中にピオリ監督に活を入れられたのか、動きも俄然良くなり、後半3分にヴァンタジャット、4分にヒメネスと立て続けにゴールを奪い勝負あり。
その後パポーニのゴールで4-0としながら、終盤にフリーキックやPK で2失点したのは頂けませんが、普段実戦経験のない選手たちにとっては大きな一戦だったのではないでしょうか。

なお、この試合で先発出場したクレスポ、リックレル、タイデル、それと途中交代でピッチに入ったカッシーニが、ボローニャでの公式戦デビューを果たしました。
これでロッソブルのジャージを着て戦ったボローニャの戦士は、792人となっています。
ちなみにリックレルは一発退場のおまけつきのデビューでした。。。

試合の公式映像は、Bologna FC TV にて。

ピオリ監督
「今日送りだした選手の出来には大体満足だ。前半の内容は今一つだったが、彼らは激しい試合をするのは今日が初めてだからね。素晴らしい相手に、良いパフォーマンスを見せてくれた。ただ我々のプライオリティはあくまでリーグ。もうコッパイタリアのことは忘れて、カリアリ戦に集中しなくてはいけないね。相手はタフだしね。特徴をしっかり出すことがとくに重要だろう。我々はきちんと準備するよ」

今季初ゴールのヒメネス
「やっと今年初めてのゴールが取れたよ。待ってたんだ。しかも勝利に貢献できたから、特別な気持ちさ。ナイスゲームだったと思うよ。日曜日に敗れたあとだけに、勝利が必要だったしね。でも今はもうカリアリ戦に向けて闘志十分さ。勝利をホームに持ち帰りたいね。僕はまだ仕事ができるし、引き続きチャンスをうかがうよ。時にプレーできないこともあるけど、僕の願望はいつも一緒さ。僕はチームのポテンシャルも、僕自身のレベルも信じることを失ってないからね。え? 髪? 今、切れないんだよ。寒いじゃん。。。45ポイントとったら切るよ!」

安定感抜群のGK アグリアルディ
「いいゲームができたんじゃないかな。ピンチも少なかったし。後半の4-0になったときまではね。90分フィジカルを保つのは容易じゃなかったけど、全体としては良かったんじゃないかな。個人的には満足しているよ。自分の道を確実に進んでいるし、毎週毎週、きっちりと最大限にトレーニングを行ってるからね。それは凄く重要なことだと思ってるんだ。次はユベントスとだけど、そこでも勝利したいね。でも今は、カリアリ戦に照準をしぼってるよ」

さすがの存在感を見せたディマンティとヒメネス © Bologna FC

さすがの存在感を見せたディマンティとヒメネス © Bologna FC

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