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そのままの調子でゴール量産を © UEFA.com

キエーボ下し、敵地でボローニャが3ポイントをゲット

日本時間の今朝行われたレガカルチョ第9節、アウェイでのキエーボ戦は、後半にあげたアクアフレスカのゴールで勝利。今季2勝目をあげました。

Gillet
Garics, Portanova, Loria, Cherubin
Perez, Mudingayi, Kone
Ramirez (27’st Gimenez)
Acquafresca (39’st Vantaggiato), Di Vaio (16’st Pulzetti)
A disp: Agliardi, Morleo, Raggi, Casarini

守護神ジレがスタメンに復帰。
また今年2月の練習中に前十字靱帯断裂の大怪我を負っていたガリクスが、久しぶりに実戦の舞台へと帰ってきました。
試合前は明るい話題の多かったボローニャですが、試合は前半から苦しい展開を余儀なくされます。
自陣右サイドを完全に制圧され、そこから放たれるクロスやカットインからのシュートが次々とボローニャゴール前へと。幸いなことにいずれのシュートも枠には飛ばず、失点こそ免れましたが、ほぼディフェンスに追われた前半は、シュート1本の厳しい内容でした。
しかし後半立ち上がりから息を吹き返したボローニャは、52分、ピッチ中央からのフリーキックをアクアフレスカが右足ダイレクトで合わせて先制。直後にはディヴァイオが決定機を迎えますが、これを決め切れず。
その後もコネやヒメネスが決定的なチャンスを外してしまいますが、後半きっちりと立て直したボローニャがそのまま逃げ切り、敵地で今季2つ目の3ポイントを手にしました。

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ピオリ監督
「前半は立ち上がりがスローすぎた。ぎこちなかったし、ちょっとナーバスになっていたね。キエーボのプレスが影響したんだろう。ただ後半はとてもシンプルかつコンパクトにやれていた。そしてアクアフレスカがゴールを決め、チームのメンタル面が変わったよ。ヴェローナであげたこの勝利は、我々にとって重要なステップになるだろう。今の順位を動かすためにも、3ポイントが必要不可欠だったからね。でも明日からは、すぐに日曜日に控えているアタランタ戦に備えなければいけない。今夜も応援してくれた我々のサポーターにとっては、ダッラーラでのポジティヴな結果が重要だからね」

ようやく勢いにのってきたアクアフレスカ
「ハーフタイム中のロッカールームで皆と見合いながら言ったんだよ『目を覚まそうぜ』ってね。後半は良い結果をホームに持って帰ろうと、決意を持ってやれてたと思うよ。この勝利が、チームの価値や僕たちの仕事ぶりを評価してくれるだろうね。ゴール? 今日の勝利を決定づけるものだったからね、とても嬉しいよ。妻と、僕を支えてくれるすべての人たちに捧げる」

ようやくピッチに帰ってきたガリクス
「長い時間かかってしまったけど、こうして戻れて嬉しいよ。最初から最後まで私を支えてくれた全ての人々、私の妻アイリーン、辛抱強く耐えてくれた家族に感謝している。もちろんドクターやボローニャのメディカルスタッフたち、リハビリにつきあってくれたひたちにも感謝してるよ。凄く大きな達成感だ。難しい試合で掴んで重要な勝利だけに、余計にね。キエーボが組織だっているのは知っていた。前半はそれに苦しめられたね。でも後半は気合入れたからね。リードしてからは、よくゲームをコントロールできたと思うよ。この勝利は凄く重要なこと、いい形でゲームに臨むためのポジションも与えてくれるしね」

右足ハーフボレーで一閃 © UEFA.com

右足ハーフボレーで一閃 © UEFA.com

よーやく大器が乗ってきました © UEFA.com

よーやく大器が乗ってきました © UEFA.com

そのままの調子でゴール量産を © UEFA.com

そのままの調子でゴール量産を © UEFA.com

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