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終盤追い付き、フロジノーネと引き分ける

日本時間の昨夜に行われたセリエB 第18節フロジノーネ戦は2-2のドローでした。

スタメン
Coppola

Ceccarelli, Oikonomou, Maietta, Morleo

Zuculini, Bessa, Casarini

Laribi

Acquafresca, Cacia

サブ
Stojanovic, Abero, Garics, Masina, Paez, Troianiello, Giannone, Improta, Bentancourt

2位フロジノーネを迎えた大事なホームゲーム。
ボローニャは序盤から相手の素早いプレスに苦しめられ、攻撃の形ひとつすら作れず苦しい試合運びを余儀なくされます。
そうこうしているうちに些細なミスから与えたコーナーキックで失点。
その後もフロジノーネのペースは変わらず、ボローニャは劣勢のまま前半を終えます。

ハーフタイム中に指揮官から檄を飛ばされたのか、後半に入りロッソブルは息を吹き返します。
後半開始直後から前への姿勢を見せると、相手の中途半端なクリアボールからベッサが右足を一閃。
力強いグラウンダーのミドルが相手ネットに突き刺さり、後半開始4分で試合を降り出しに戻します。

その後もボローニャが押し気味に進め、勝ち越しのムード全開でしたが、相手もさすがに上位クラブだけあり、なかなか追加点を与えてくれません。
すると62分。
左サイド深くをえぐられ中央へ早いクロス。これをオイコノモウがクリアしきれずに自陣ゴールへ入れてしまい、再度フロジノーネに勝ち越しを許します。

試合はそこから一進一退の攻防が続き、互いに惜しいチャンスを逃しますが、最後に得点の神様が微笑んだのはボローニャでした。
コーナーキックのクリアボールからの折り返しを、相手ゴールキーパーがファンブル。
それをマイエッタが押し込み、残り5分のところで追い付き、試合は終了。

勝てそうな試合で、勝ちたい試合でしたが、敗れそうな試合でもあり、また終盤は熱く面白い内容で、悲観するところはない1ポイントだったと言えそうです。

交代
67′ Casarini → Improta
74′ Morleo → Masina
81′ Zuculini → Giannone

得点：ボローニャ
49′ Bessa
86′ Maietta

得点：フロジノーネ
32′ Ciofani
62′ Oikonomou (aut)

なおこの試合でゴールを決めたベッサとマイエッタは共にボローニャ移籍後初のスコアラーとなり、これでロッソブルのジャージをまとってゴールを決めた選手は433人となりました。

指揮官ディエゴ・ロペス
「前半はフロジノーネの運動量豊富な良さからボールを出すスペースを潰され難しい時間となった。後半は勝つために反撃をしたかったし、望みは得られたのではないだろうか。結果的に良い試合だっただろう。道はまだ長いし、引き続きこのまま成長していかなくてはいけない」

最初の同点ゴールはベッサ
「はじめてのゴールは嬉しいよ。チームメイト、ファミリー、特に先週誕生日を迎えた父親とブラザーに捧げるよ。ホームゲームでは最初からゲームをマネージメントしたいと思っている。けれども今日は出来ずに苦しんだね。後半はミステルのアドバイスに感謝したいね。よくリカバリーできたと思う。ポイントは手に出来たけど、もうアヴェリーノ戦のことを考えているよ」

殊勲の同点ゴールはマイエッタ
「フロジノーネがよくオーガナイズしてコンパクトにしていたために、前半は良いプレーが出来なかった。ボールまわりで自分たちより良かった。後半はまったく違った。すべてのボールによく特徴を出せてファイトしていたし、チャンスも多く創れた。オウンゴールは不名誉なことだけ、我々より彼らはスマートだったね。良かった後半をシェアできればいい。（ボローニャ移籍後）最初のゴールは重要な1ポイントを得られたし、嬉しいよ」

__ 2014/12/15

Cara Bologna

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