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Spezia 1-1 Bologna © Bologna - Repubblica.it

またも終盤の失点で、スペツィア戦はドローに終わる

日本時間の昨夜に行われたセリエB 第15節スペツィア戦は1-1のドローでした。

スタメン
Coppola

Ceccarelli, Oikonomou, Maietta, Morleo

Zuculini, Matuzalem, Bessa

Laribi

Acquafresca, Cacia

サブ
Stojanovic, Paez, Ferrari, Abero, Perez, Giannone, Troianiello, Bentancourt, Improta

3戦勝ち星なしで迎えたアウェイのスペツィア戦。
ここのところミスが目立っていることもあり、序盤は慎重な入りでした。
終始落ち着いた流れで、カチーアの強烈なミドルがポストを叩くシーンもありましたが、ボローニャの攻撃陣もポゼッションしながらゲームを進め、スコアレスのまま後半へ。

試合は後半開始早々に動きます。

47分、ペナルティエリア内中央でボールを受けたカチーアが、巧みなテクニックでディフェンダーの股間からボールを通し、そしてキーパーをあざ笑うかのようなチップキックで華麗にゴールをゲット。
エースの先制点でチームは勢いづきますが、今のボローニャが抱える課題の一つである、試合を決定づける追加点を奪えないことが、この日も徐々に顔を覗かせ、2点目の笛が吹かれることなく、時間の経過とともに試合は徐々にスペツィアペースへと。

ここ数戦、試合をクローズしきれず、終盤の失点で勝ち点をこぼし続けているだけに、何としても死守したい3ポイントでしたが、ロスタイム5分の表記に漂う重い空気。
そして最前線でボールをキープしきれず、意図も意思もないクロスで相手にボールを渡すと受けたカウンターから自陣でファウルを献上。

繰り返されたミスについてきたのは、やはりあの結果でした。

そのフリーキックから同点ゴールを奪われ、試合はそのまま終了。
ボローニャはまたも終盤の失点でポイントを失い、これで4戦勝利なしとなりました。

ディエゴ・ロペス監督
「ボーイズたちに望んでいたような個性を出してくれて、いいゲームはできた。我々は決して苦しんではいなかった。最後にゴールを奪われたことは、我々がしたことからすべてを取り去るべきではないでしょう。ただ3ポイントと、我々がピッチでやっていることへの信頼を失った罪は残った。良くしなくてはいけないことはむろん分かっている。特に試合の決め方をね」

おしゃれなゴールも不意になってしまったカチーア
「難しいピッチ状態の中でいいゲームは出来たと思う。最期のキックで我々に判決が下ってしまったね…。最期にいくつかミスを犯してしまったけど、パフォーマンスはいつもポジティブなものだし、強いチームさ。結果はついてくるよ」

ベッサ
「ドローはキツいね。いいプレーをしていたし、勝利に値したと思う。最後にゴールを与えることはしばしばあることだけど、もっと注意深くしなくちゃいけない。まぁでも今日のような試合をしていれば、結果は来ると思う」

貴重な潰し役のスクリーニ © Bologna - Repubblica.it
貴重な潰し役のスクリーニ © Bologna – Repubblica.it

カチーアの先制点は実らず © Bologna - Repubblica.it
カチーアの先制点は実らず © Bologna – Repubblica.it

チェッカレッリ © Bologna - Repubblica.it
チェッカレッリ © Bologna – Repubblica.it

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