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セリエB ペスカーラ戦。終盤激戦も、競り合い制してボローニャが今季初勝利

日本時間昨夜行われたセリエB 第三節ぺスカーラ戦はPescara 2-3 Bologna のスコアでボローニャが勝利しました。

スタメン
Coppola
Ceccarelli, Paez, Maietta, Morleo
Buchel, Matuzalem, Casarini
Laribi, Acquafresca, Cacia

サブ
Stojanovic, Garics, Oikonomou, Zuculini, Giannone, Bessa, Troianiello, Pasi, Bentancourt

序盤、ボローニャはぺスカーラの縦に早い攻撃に苦しむ展開。
下げられたディフェンスラインから、カチーアにロングボールを当てて反撃を試みますが、なかなかうまくはいかず、苦しい時間帯が続きます。

流れは完全にぺスカーラでしたが、先制点を奪ったのはボローニャでした。

26分、敵陣中央でボールを奪ったブッシェルが左足でミドルをズドン。
スーペルなゴラッソで先制すると、直後にも追加点をあげます。

高い位置からのプレスで出た苦し紛れのパスをカットし、カチーアへのダイレクトの縦パスから、中央のラリビ、そして左サイドでフリーになったアクアフレスカへと繋ぎ、それを綺麗に左足で流し込み2点リードを奪います。
2012-2013シーズン、2013-2014シーズン、共にノーゴールだったアクアフレスカは、何と2011-2012シーズン第26節以来の、月日で言えば2012年4月26日以来およそ2年4ヶ月ぶりのボローニャでのゴールでした。

これで俄然勢いづいたロッソブルの面々。
五分後、敵陣ペナルティライン上中央からカザリーニがぺスカーラのゴールネットに叩き込み、いつ以来か思い出せない0-3という大きなリードを持って、前半を折り返します。

完全に楽勝ムードでしたが、後半はゲーム展開が一転します。

交換開始早々、ペスカーラが右サイドで得たフリーキックを綺麗に合わせて、ボローニャは一点を返されると、後半20分にはコッポラがミドルシュートをキャッチミスし、こぼれ球を拾った選手を倒してしまい、PKを献上すると共に自身は一発退場に。

このPK を決められ、数的不利となり、前半3点リードが嘘のような試合。

試合終盤は防戦一方でいつ追いつかれてもおかしくない雰囲気でしたが、コッポラに代わってゴールキーパーを務めたストヤノヴィッチのファインセーブなどでなんとか凌ぎ切り、ボローニャが今季初勝利を手にしました。

試合ハイライトは、Bologna FC TV にて。

選手交代
62′ Acquafresca → Bentancourt
66′ Cacia → Stojanovic
74′ Casarini → Zuculini

得点：ペスカーラ
52′ Salamon
67′ Maniero

得点：ボローニャ
28′ Buchel
30′ Acquafresca
37′ Casarini

指揮官として初勝利をあげたディエゴ・ロペス
「いつもは4-3のディフェンス・ミッドフィールダーの構成をキープしているが、今日は早い段階で少し変えていた。フットボールはいくつかのエピソードを作るが、難しい状況の中で今日はうまく行ったね。ハッピーだが、始まったばかりだと分かっているし、まだスタート地点についただけだからね。この勝利は我々に士気を与え、さらに良い練習ができるようになるはずだ。なぜなら今週やってきたことがピッチ上で結果として出てきたからね」

ボローニャでの2年4ヶ月ぶりのゴールをあげたアクアフレスカ
「僕はここ数年苦しい時間が続いていており、この状況を壊したかったし、今夜望んでいた瞬間がやってきたよ。難しいシチュエーションだったけど、僕は挽回したいと思っていた。追放された経験を持つオールドグループの一人だったから余計にね。ここ数ヶ月にわたって僕を助けてくれたみんなにはお礼を言いたい。でも僕たちはなにもしてないからね」

移籍後初ゴールをあげたブッシェル
「すぐには忘れられないゴールだったね。ほんとに美しかったよ。嬉しいよ。経験値が豊富な選手ばかりなのに、謙虚さを忘れず、僕たちはファンタスティックなチームだと思うよ。ファンのことを考えてたし、僕は音楽を愛していたから、この夏ここに来ることを決めて喜びに溢れてるよ」

__ 2014/09/13

Cara Bologna

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