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リーグ再開初戦はドロー決着

日本時間の昨夜から、レナト・ダッラーラで行われたリーグ第18節フィオレンティーナ戦は、互いに決定機を生かせず1-1のスコアで終了しました。

ボローニャのスタメンは以下の通り。
Viviano;
Moras, Portanova, Britos, Rubin;
Casarini (41’st Radovanovic), Mudingayi, Della Rocca (29’st Siligardi); Ekdal; Ramirez (12’st Gimenez),
Di Vaio.
A disp: Lupatelli, Cherubin,Garics, Buscè

積極的な立ち上がりを見せたロッソブル。
前半5分には右サイドで攻撃を仕掛けたカザリーニからのクロスを、ゴール中央で待っていたディ・ヴァイオが頭で合わせてボローニャが先制します。ディ・ヴァイオはこのゴールで今季10点目。
その後は徐々にフィオレンティーナペースになっていきますが、再三のピンチをヴィヴィアーノが防ぎ、得点を許しません。結局前半はそのまま1-0で終了し、後半へ。
後半、堅守速攻の形を作りたいボローニャは、5分、ワンツーからカウンターの形を作り出し、左サイドから持ち込んだディヴァイオがインフロントにかけた得意の形でゴール右隅を狙いますが、マウスを際どく外れて得点ならず。
何とか追加点を奪いたかったボローニャでしたが、次のゴールはヴィオラの元へ。
22分、抜け出したババカルがシュート、一旦はヴィヴィアーノがセーブしましたが、こぼれ球をババカルが再び拾い、中央で待っていたチェルチを経由して、フリーとなっていたサンターナが決めて1-1 の同点に。
この一点で息を吹き返したフィオレンティーナに決定機を幾度か作られますが、相手のミスにも助けられ、逆転ゴールは許さず。
逆に試合終了間際に、途中出場したシリガルディのスルーパスからディヴァイオがフリーで抜け出しますが、シュートは僅かに左へ。
結局、このまま試合は終了。
惜しい試合展開でしたが、とにかく1ポイントずつでも着実に勝ち点を積み上げることが残留には大事なので、貴重なポイントゲットだったのではないでしょうか。

マレザーニおぢさん「拮抗してナイーブなゲームの中で、わたしのボーイズたちは良くやってくれた。ただ後半少しミスをしてしまったのがね・・・。でも私はこのチームが好きだ。フィオレンティーナのような強いチーム相手にいい経験したし、ドローも妥当だろう。しっかし後半終了間際のチャンスは惜しかったねぇ。くぅー。あれが決まってれば、結果は違っただろうに。まぁでもクリスマス休暇後のチームとしての活動を見てハッピーだし、恐れるものなんてなにもないよ。私たちは自分たちの道を歩み続けられることを示しただろう。この偉大な試合がその証だ」

マレザーニおぢさん © UEFA.com

左サイドから再三クロスを放ったルビン「今日の1ポイントは凄く重要だね。良いパフォーマンスだったし、ハッピーだ。前半は良かったんだけど、後半は少し落ちてしまった。いくつかチャンスもあったんだけどね。ディ・ヴァイオは偉大な王者なんだ。得点を取り続けることを願ってるよ。最近のゲームは出られなかったけど、僕はしっかりとトレーニングを積んできた。チャンスが巡ってきた時のためにしっかりと準備することが大事だからね」

好パフォーマンスを見せたルビン © UEFA.com

“グランデカピターノ” ディ・ヴァイオ「前半は無失点だし良いプレーをしていた。後半は同じペースを維持できず失敗してしまった。まぁ例え不運な形でゴールを奪えたとしても、ドローは公平な結果だろう。フィオレンティーナは強いチームだし、後半は相当厳しい時間を強いられた。」
このゴールでディ・ヴァイオはシーズン10点目を記録。そのことについて聞かれると。
「ゴールは心の状態から帰ってくるんだ。ボローニャは第二の故郷。この街は俺に毎日、静穏さを与えてくれるんだ。だから願うよ。このクラブが成長し、もっと賞賛される高いレベルへ戻ってくれるための手助けを続けられることをね。このクラブを救ってくれた会長、他の全てのメンバーに感謝したい。」

この日も偉大な主将でした。　© UEFA.com

グランデカピターノをみんなで祝福　© UEFA.com

__ 2011/01/07

Cara Bologna

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