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ボローニャ、ウディネーゼ相手に引き分けて5連敗は免れる
日本時間の昨夜行われたカンピオナート第11節、ウディネーゼ戦は1-1のドローで終わり、何とか5連敗は免れました。
Agliardi
Sorensen, Antonsson, Cherubin
Garics, Taider, Pazienza(46′ Krhin), Morleo(26′ Abero)
Diamanti
Gilardino, Gabbiadini(72′ Kone)
Curci, Lombardi, Radakovic, Motta, Guarente, Perez, Pulzetti, Pasquato, Paponi
試合前日、練習場へ集まったボローニャティフォージは指揮官と選手を鼓舞。
スタンドには「Fino alla fine Stefano Pioli」の大きな弾幕が掲げられ、この試合への意気込みはボローニャ中から伝わってきました。
そんな気持ちの応えるかのごとく、ボローニャはキックオフ直後のプレーでいきなり相手ゴールへと迫り、この試合にかける意気込みを見せます。
しかしウディネーゼを、それほどバタつかせるまでは至らず、試合は徐々に膠着状態へ。
ボローニャは縦へのロングパスが生命線で、何とかジラルディーノへボールの供給を試みますが、相手を崩し切るような効果的な策は見せられず。
対するウディネーゼの攻撃も、冷やっとする場面が数度あったものの、その冷たさも一瞬のもので、どっちつかずの流れのまま試合は後半へ。
後半、ボローニャはパツィエンツァに替えてクリンを投入。そしていきなりのアタックで先制点奪取に成功します。
左サイドを抜け出したガッビアディーニが中央へグラウンダーの早いクロス。これをディアマンティが落ち着いて流し込み、久しぶりに相手チームからリードを奪います。
これで俄然動きの良くなったボローニャは、ボールを取ってからの早いカウンターを主な武器として、ディアマンティを中心に、何度となくウディネーゼゴール前に迫り、完全に押せ押せに。ここで追加点を取り切ってしまえば、試合を決められたのですが、2点目の報は一向に届かず。
チャンスを生かせぬまま、互いにやり合うスリリングな展開になってしまった試合の、次の得点を告げるホイッスルが鳴ったのは73分でした。
自陣右サイドからのクロスにボローニャディフェンスが懸命に足を伸ばし、ボールに僅かに触れて変わったコースの先に待っていたのは、ロッソブルの仲間ではなく、どフリーのディナターレでした。
ボローニャは1-1で引き分け、5連敗は免れたものの、またも3ポイントを逃す形でトンネル脱出とはいきませんでした。
試合ハイライトは、Bologna FC TVにて。
なおこの試合、当初はペレスがスターティングラインナップに名を連ねていましたが、アップ中に右太腿の違和感を訴え、急遽スタメンから外れています。
また前半途中に負傷交代したモルレオも、右大腿を故障。両者ともに近日中に検査結果が出るようです。
ピオーリ
「ポイントは動いたが、勝利が欲しい試合だった。ディアマンティがゴールを決めた後、2つは2点リードを奪うチャンスがあったけど、功績は手に入らなかった。そして彼らのもっとも重要なプレーヤーをフリーにしてしまうミスをしてしまった。いいパフォーマンスをしているが、小さなミスを毎回し続けてしまっている。大事なのはまだ11節だということだ。偉大なチームと戦ってきたけど、諦めることなど100%ない」
クリン
「最悪だね。多くのミスを防ぐことができず、すべてのものを支払ってしまってるよ。もっと注意深く戦わなきゃいけない。ファンにも申し訳ないよ。彼らは僕達のそばで支えてくれるし、勝利に相応しい存在だからね」
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