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ケルビンのゴールで一旦は一点差も © Bologna FC

インテルに競り負け、ボローニャ3連敗

日本時間の昨夜行われたカンピオナート第9節、インテル戦は終始リードを許す苦しい展開のまま1-3 で敗れました。

Agliardi
Garics, Antonsson, Cherubin, Morleo
Guarente(36’st Kone), Pazienza(30’st Krhin), Taider
Diamanti
Gilardino, Gabbiadini(30’st Paponi)

Lombardi, Stojanovic, Carvalho, Sorensen, Motta, Abero, Pulzetti, Riverola, Pasquato

ガッビアディーニが移籍後はじめてのスターター、ジラルディーノとの2top を組み、今季初めてディアマンティが本来のポジションとも言えるトップ下でタクトを振るう形。
新布陣が功を奏したボローニャは、立ち上がりからボールを支配。ジラルディーノが前線で起点を作り、そこにディアマンティ、グアレンテらが絡んで好機を作り出します。
しかし先制したのはインテルでした。
前半27分、自陣中央でパツィエンツァが与えたフリーキックからラノッキアに合わせられ、インテルがリードを奪います。
しかしそのままガタガタ崩れることなく、落ち着いてゲームを運ぶボローニャは、次第にガッビアディーニがゲームに馴染むようになり、ジラルディーノと共に積極的にボールに顔を出し、チャンスを演出。
最後の所で崩しきれなかったものの、試合そのものの流れとしては悪く無いまま、インテルが1点リードで後半へ。

後半も立ち上がりからボローニャのペース。開始早々にガッビアディーニが際どいシュートを放ち、勢いに乗ります。
けれども次にスコアボードを動かしたのは、またもインテルの方でした。
後半8分、いい流れを一瞬で断ち切るかごとくカウンターからパラシオが抜け出し、最後はミリートに決められ、ペースを握りながらスコアは0-2に。
5分後にコーナーキックからケルビンが決め、一旦は1点差に詰め寄ったものの、その6分後にカンビアッソに決められ、再び2点差。
ボローニャは左サイドを中心にアタックを仕掛け続けますが、どうしても崩しきれずに、徐々に運動量が落ちていき、反撃もトーンダウン。
失点直前には両軍ベンチがいざこざを起こし、ピオーリ監督が退席処分を受けるなど、後味も悪いまま、Bologna 1-3 Inter のスコアで敗れ、3連敗を喫しました。

試合ハイライトは、Bologna FC TV にて。

なおこの試合で、左膝の十字靱帯を怪我して長期離脱していたあクリンが、4月のパレルモ戦以来の復帰を果たしています。

ケルビン
「とても多くの仕事をしたけど、それが結果には出て来なかったね。確かに難しい時間を経験しているけど、パフォーマンスは悪くない。不幸なことに、ここから大きく飛躍するきっかけとなる3ポイントを失ってしまったけど……。袖をまくって、互いにさせ合いながら注意深く成長して行かなければならないね。次の試合まで時間はないけれど、テーブルを見てどれくらいフィールドでミスをしたのか考えなくてはいけない」

今季二度目の退席処分を受けたピオーリ
「もちろん期待はずれだ。とてもよく準備できていたのに、またしても自分たちのミスで痛い代償を払ってしまった。我々は彼らを難しい局面に置いたはずだが、我々のベストな瞬間でも彼は我々を一突きした。でも良い経験はできたし、収穫もあった。我々は魂もハートも持っている。幸運が足りないだけだよ」

ディアマンティ
「残念だね。前と同じようなパフォーマンスだった。今日はゲームのほとんどでインテルをクラッシュしてたんだけど、彼らは3本のシュートで3点決めてしまった。打っても入らないぼくたちへの皮肉かな。順位はひどいけど、僕たちは最後まで戦えている。これからも続けなければいけないし、相手より良くやれるようにしなきゃ。今日の最高値ではまだ足りないよ」

タイデル © Bologna FC

タイデル © Bologna FC

ディアマンティ奮闘も © Bologna FC

ディアマンティ奮闘も © Bologna FC

ピオーリ退席・・・ © Bologna FC

ピオーリ退席・・・ © Bologna FC

ケルビンのゴールで一旦は一点差も © Bologna FC

ケルビンのゴールで一旦は一点差も © Bologna FC

パツィエンツァ © Bologna FC

パツィエンツァ © Bologna FC

アントンソン © Bologna FC

アントンソン © Bologna FC

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