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ボローニャ善戦もパッツィーニ3発に沈む

日本時間の昨夜行われたカンピオナート第2節ミラン戦は、Bologna 1-3 Milan のスコアで敗れました。

Agliardi
Carvalho, Antonsson, Cherubin
Motta, Taider, Pazienza(81′ Gabbiadini), Guarente, Morleo(90′ Abero)
Diamanti
Acquafresca(64′ Gilardino)

Curci, Stojanovic, Radakovic, Sorensen, Garics, Pulzetti, Pasquato, Gimenez

前節レッドカードをもらったペレスの位置には移籍加入したばかりのパツィエンツァ、左サイドにはモルレオを入れ、今季ホーム開幕戦となるミラン戦に挑みました。
立ち上がりから攻勢を強めたミランに対し、ボローニャのディフェンス陣は受け身にまわり、ミスを連発。
開幕戦同様に前線までボールが運べないまま、前半17にPK を献上し、あっさりと先制を許します。
しかしこれで逆に開き直ったのか、徐々に落ち着きを取り戻したロッソブルは、左サイドを中心にミランを切り崩しにかかります。
攻撃の中心は常にディアマンティ。
時に中央、時にサイドと神出鬼没な新カピターノが次々とチャンスを演出。すると遂に41分、右サイドから切り込み、倒されPK をゲット。これをディアマンティ自身が落ち着いて決めて同点に。
いい流れのまま1-1のスコアで後半へ。

ハーフタイム明けからはボローニャがペースを掌握。
48分にはアクアフレスカとのワンツーでペナルティエリアへ侵入してきたグアレンテがゴールキーパーと1対1のチャンスを迎えるなど、前半で追いついた勢いをうまい具合に後半へ繋げます。
そして60分にはアクアフレスカに替え、期待のジラルディーノを投入。
前日の午後チームに合流したばかりのジラルディーノですが、味方のボールを確実に収め、時折ダイレクトではたき、別格の動きでボローニャの攻撃にテンポを与えいきます。
この時点での勝機はボローニャティフォジの脳裏にもしっかりと。
しかし77分、自陣右サイドからのミランのクロスをアリヤルディがファンブル、こぼれた球をパッツィーニに押し込められ、もったいない形で勝ち越しを許すと、85分にもパッツィーニ。
終盤、ガッビアディーニ、アベロと若いアタッカーたちをピッチに送り込みますが、得点は生まれず、ミランの新鋭にトリプレッタを許したまま試合は終了。
決して内容は悪くありませんでしたが、ボローニャは開幕2連敗となりました。

試合ハイライトは、Bologna FC TV にて。

なおこの試合でパツィエンツァとジラルディーノがボローニャデビューを果たし、これでロッソブルのジャージをまとって公式戦を戦った選手は総計で803人となりました。

モルレオ
「不運な出来事が重なって罰を受けた形かな。結果は嘘だろう。何が起きたかを口にするのも苦痛だね。我々はベストなディフェンスチームになるべく取り組み続けるべきだし、インターナショナルマッチウィークでのブレイクがコミュニケーションを深める時間を与えてくれるだろう。ここからのリカバリーが必要だし、チームがもっと混ざり合う事も必要だからね」

ピオーリ
「不利な状況からリカバーして追い付くことにとても力を費やしてしまったけど、後半はもう一度素晴らしいスピリットを見せてくれたと思う。2点失うまではね……。個人的にはいいパフォーマンスだったと思うし、偉大なチーム相手にきっちり対応し、同じくらいのプレーをしていたことは忘れてはいけない」

ディアマンティ
「負けに値しないね。試合中それほどミランにはやらせなかったし。2点目を与えるまでは、とても良いゲームができたよ。我々は確信を持ってピッチを去ることができたし、これからも決意を持って続けることが大事だと知っている。この不運を受け止めるのは難しいけどね。まぁ残念だった。今夜はもっと相応しい功績を得るべき内容だったから」

パツィエンツァが先発デビュー。 © Bologna FC

新しいカピターノも頼もしい存在 © Bologna FC

PK で今季初得点 © Bologna FC

__ 2012/09/02

Cara Bologna

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