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ランチタイムのアタランタ戦は完敗
日本時間の昨日行われたカンピオナート第29節アタランタ戦は、アタランタ2-0ボローニャのスコアで完敗を喫しました。
Gillet
Raggi, Portanova, Antonsson
Pulzetti, Perez (46′ Krhin), Mudingayi, Rubin
Kone (58′ Acquafresca), Diamanti
Di Vaio (71′ Belfodil)
Agliardi, Cherubin, Rubin, Krhin, Taider, Acquafresca, Belfodil
ランチタイムゲームの影響か、両チーム共に序盤はテンションが上がらず重い立ち上がり。
ボローニャは右サイドを軸にアタックを仕掛けますが、相手を崩し切るまではいたらず。
またアタランタもミドルレンジのシュートを中心に、ボローニャゴールに襲いかかりますが、こちらも決定機は作れず。
互いに攻めあぐねる中、前半半ばからペースを掴んだのはアタランタ。
ボローニャの些細なミスを見逃さず鋭いカウンターを繰り出しはじめると、その後は一方的なアタランタペースに。ロッソブルはジレ神のセーブと、守備陣の奮闘で失点こそ免れますが、反撃はディアマンティ、ディヴァイオの単発的な攻撃しかできず、苦しい状況で後半へ。
後半開始からボローニャはペレスに変えてクリンを投入。
何とか局面の打開を図りますが、試合の流れは変わらず、50分に自陣左サイドからのクロスをゴール前で合わされ失点を許します。
活性化しない前線は攻撃の停滞を生み、中途半端なボールポゼッションからボールを失いカウンターを受けるという最悪の展開に、選手のイライラは最高点に到達。
アクアフレスカにベルフォディルといった攻撃的な選手をピッチに送り込むも、攻撃の突破口は見いだせず、それどころか苛立ちの隠せないロッソブルの面々はファウルを重ね、イエロカードが乱れ飛び、焦りからミスをどんどんと誘発、そして最後はカウンターから2対2のシーンを作られ、2失点目でジエンド。
ゲーム終盤にディアマンティが際どいフリーキックを放ちますが、それもバーに阻まれ得点はならず、運にも見放されて試合は終了しました。
ウディネーゼ戦以来の2012年2敗目は、好調さを維持していた中での完敗だけに、次節はカンピオナート終盤戦を占う大切な一戦になるかもしれません。
去年のようにズルズル行かないためにもポイントゲットが必要となります。
試合ハイライトは、Bologna FC TV にて。
ピオーリ監督
「我々は相手が粘り強く、また戦術的にも遜色がないことは分かっていたのだが・・・。後半は相手の方がより鮮明にチャンスを作れていた。最近の試合はよくプッシュできていたと思うが、今日のパフォーマンスは我々が持っているものよりも下だった。次は今日よりもできるだろうし、やらなきゃいけない」
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