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互いの扉こじ開けきれず。3試合連続のドロー
日本時間の昨夜行われたカンピオナート20節ローマ戦は、ディヴァイオが先制ゴールをあげるも直後に追い付かれ、1-1のドローでした。
Bologna
Gillet
Raggi(48’st Cherubin), Portanova, Antonsson
Mudingayi, Morleo, Perez, Garics(33’st Crespo)
Dimanti(21’st Gimenez), Taider
Di Vaio
A disp: Agliardi, Crespo, Khrin, Rubin, Acquafresca
序盤から互いのゴール前に攻め上がるスリリングなゲームを展開。
昨年末に対戦した時は成すすべなく敗れたボローニャでしたが、この日は強豪を相手に一歩も引かない奮闘ぶりを見せてくれます。
ゲーム中、特に際立ったのがジレとステケレンブルグの両ゴールキーパー。
互いに決定機を封じ続ける獅子奮迅の活躍ぶり。
決定機を止められ続けたカピターノが、後半11分に何とかローマゴールの鍵をこじ開けますが、5分後、あまりにも鮮やかなフリーキックを決められ、試合が振り出しに戻ると、さらに両ゴールキーパーが輝き。
結局、最後まで試合を決めるゴールは生まれず、1-1のスコアで終了しました。
これでロッソブルは3試合連続のドロー決着。2012年に入ってからは1勝3分けと負けてはいないのですが、降格の危険水位を脱出するにはやはり3ポイントが是が非でも欲しい所です。
3バックにして安定感の増しているディフェンス面に比べて、なかなか得点が増えてこないアタッカー陣のテコ入れはあるのか。
終了が間近となっているメルカートの動きが注目されます。
試合ハイライトは、Bologna FC TV にて。
ピオリ監督
「イタリアの中でも有数のテクニックを持っている強豪相手に、我々は全てのエリアでオープンに闘った。いいフットボールができることを示せただろう。ほんのちょっとの運がなくて、必要な3ポイントは手に入れられなかったけどね。最後のパフォーマンスは、我々に力があることをより一層自覚させてくれるだろうし、毎ゲームこうやってやりたいね」
偉大なるカピターノ、ディヴァイオ
「1ヵ月前に闘ったときに比べると、僕たちは緩んでなかったね。コンパクトにやれるようセッティングしてくれたコーチには感謝したい。オリンピコで奪った1ポイントは、タフなチームになったという認識を僕たちに与えてくれるんじゃないかな。今日は何度かチャンスを作れていた。もっと良い成績になるようなミスはなかったと思うよ。(ゴール後に見せていたシャツについて)このシャツは、Sergio Isabella と約束してたんだ。最後にこのシャツを見せられるチャンスがあってよかったよ」
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